陰陽五行説(3/4)
うるおっちゃってごめんなさい。
 うるおい漢方の専門家、
 大塚まひさです。
 
今回は『五行』です。
 木、火、土、金、水(もく、か、ど、ごん、すい)
 を聞いたことがありますか?
  
 そもそも「五行説」とは、「すべてのものは上記5つの元素から成り立っている。」と考える思想のことです。
 五行はこの図のように、お互いに影響しあっています。
 
→が向かう方に「育てる」流れ(相生関係※)があり、
1つ置いたもの(→)は、
 たとえば行き過ぎを抑えるといった「抑制」や「管理」する流れ(相克関係※)です。
以上2つは正常な流れですが、相克関係の過不足があっても
 異常な現象が現れ(相乗関係)がでてきます。
たとえば、
 【金が強ぎると木が切り倒され、なくなる。】
 といった具合です。
 
順序が逆になっても異常な現象が現れます(相侮関係)。
たとえば、
 【木が強すぎると、金(斧)の刃は折れてしまう】
 五行はお互いに促進しあい、
 抑制し合うことでバランスを保っているのです。
この五行説は漢方に応用されています。
 陰陽五行説(4/4)でおつたえしますね!
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 ※~相生・相克関係の考え方~
◎相生の考え方
 木は燃えて火を生む
 火が燃えると土を養う
 土を掘ると金が出る
 金の表面に水が生じる
 水は木を育てる
◎相克の考え方
 木は土から栄養を奪う
 土は水の流れを止める
 水は火を消す
 火は金を溶かす
 金(斧のイメージ)は木を切り倒す
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こう考えると覚えやすいですね。
 実は、人間関係にも応用できるのですよ。
前後の記事はコチラ↓↓↓
陰陽五行説(1/4)
 陰陽五行説(2/4)
 陰陽五行説(4/4)
うるおっちゃってごめんなさい。
 大塚まひさ。


