陰陽五行説(1/4)


うるおっちゃってごめんなさい。
うるおい漢方の専門家、
大塚まひさです。

 

漢方が難しいと思われる最初の関門、 
『陰陽五行説』についてお話ししたいと思います。
 
漢字が5つも並んで、拒否反応を示す人も多いのでは?
今回は、まず『陰陽論』です。

 

自然界のすべてのものは、「陰」と「陽」にわけられ、バランスをとって存在している。という考え方です。

自然界のものを「陰」「陽」にわけてみると、 
地=陰、天=陽
夜=陰、昼=陽
秋冬=陰、春夏=陽
といったことです。このように対立する2つの面が存在していることを
陰陽の対立(いんようのたいりつ)」と言っています。
 
人間の体に当てはめると、
「陰」と「陽」のバランスがとれていると健康であり、
崩れると病が発生するのです。
 

 

 

 

 

人間の「陰」と「陽」は、
体を温める力・元気の力は「陽」であり、
余分な熱を冷ます力・潤す力は「陰」です。
 
「陰」が減っている人は、
相対的に陽が多くなっているので、暑がりの傾向があり、
逆に「陽」が減っている人は、
相対的に陰が多くなっているので、寒がりの人が多いです。

応用編として、複雑な場合もあります。
たとえば、「陰」と「陽」が両方減っているのに相対的に「陽」が少し多い、という場合です。
 
このような人は、相対的に「陽」が高くなりますので、
「熱」として出てきて、冬でも手足があったかいという症状がでます。
(たとえばこういう人→「つい、靴を脱いでしまう!」)
 
このタイプは本当は冷えているのに、勘違いして
間違えた養生をすると、症状を悪化させることもあるのですよ。

また、体表も内臓も構成要素(気血水)もすべて、
陰」「陽」に分けて考えるのが漢方の基本です。

体内=陰、体表=陽
五臓=陰、六腑=陽
血水=陰、気=陽

以上です。ここでは、あなたにも「陰」の力と、「陽」の力の
両方があることを知っておいてくださいね!

 

続きはこちら↓↓↓

陰陽五行説(2/4)
陰陽五行説(3/4)
陰陽五行説(4/4)

 

うるおっちゃってごめんなさい。
大塚まひさより。