オススメの漢方薬の紹介をほとんどしていない理由


こんにちは。
うるおい漢方、大塚まひさです。

 

◆オススメの漢方薬の紹介をほとんどしていない理由◆

漢方薬

 

書籍「ムリなく健康体&つや肌に変わるうるおい漢方」をお読みくださった方から、ご感想とお悩みをいただきました。

ーーーーーーーーーー
★ご感想
分かりやすく読みやすい本でした。食事ではなかなか好き嫌いがあるので、それぞれの体質に該当する漢方薬の紹介もあったらなおよかったです。

★美容・健康のお悩み
年齢的な事もあって代謝が悪く、胃腸が弱くて、食も細い割には、なかなか痩せません。
ーーーーーーーーーー

 

ご感想とお悩みをお送り下さり
ありがとうございます。

 

漢方の本なのに、
漢方薬をほとんど紹介していないですね。
気づいていただき
ありがとうございます!

 

漢方薬の紹介を
ほとんどしていない理由は、

 

あまり自己判断で
選んで飲んで欲しくないな、
と考えているからです。

 

もちろん、
一気にバランスを調えたい時、
食事で調えられない時は
漢方薬に頼ることは大賛成!

 

食事で一ヶ月かかるところを
漢方薬なら早ければ1日で
長くても10日くらいで
よくなってきているのを
体感できると思います。 (実体験から)

 

ただ、
今の症状や自分に合うものを
選んでいないと
いつまでたっても効かないので
辛い時間が長く続いて
時間もお金ももったいない
と思うのです。

 

それから、
漢方薬は「薬」なので
副作用があります。

 

だけど、
西洋薬と違って、
普通の人から見たら
予期せぬ、
想像もできない副作用が
出てくることがあるので

 

副作用だと気づかずに
服用し続けてしまう、
ということがあるのです(><)

 

例えば、
私が昔、経験したものでいうと、、、

 

胃薬として飲んだ漢方薬で
唇が腫れ上がった

 

冷え性のための漢方薬で
吹き出物が顔と頭にできて
頭痛がひどくなった

 

精神的に落ち着くはずの漢方薬で
めまいがしたり
胸のあたりがもやもやした

 

疲れやすくて
元気になるために飲んだもので
動悸と冷汗が止まらなくなって
気持ち悪くて立っていられなくなった

 

・・・
こんなに経験しているのに
30代前半の私は、
よくもまあ、
漢方薬をいろいろ試したものです
苦笑

 

上記の副作用は
漢方を勉強している人なら
その漢方薬と、副作用は繋がって
納得されると思います。

 

だけど、
普通、胃薬で唇が腫れるなんて
思わないじゃないですか^^;
この胃薬の漢方薬の副作用として
記載があるのは
胃の不快感、発疹、発赤、かゆみなどです。
唇の腫れは書いていません。

 

すべて
ドラッグストアでも
買えちゃう漢方薬です。

 

なので、選ぶときは
漢方を知っている先生に
見立ててもらって
選んで、
その後もフォローしてもらったほうが

 

効くものを選べますし
副作用にも気づいてもらいやすい
のです。

 

という考えもあって
この症状にはこの漢方薬!
とは書きたくなかったんです。

 

漢方薬を飲んでみたいという方は
ぜひぜひ、漢方薬局に行って
見立ててもらってください♪

 

漢方薬局は結構楽しいですよ。「その質問で、
そんなことがわかるのー?」
って、思うはず。

 

私が伝えたかったのは、
自分で適当に選ぶのではなく
プロに選んでもらってほしい ということでした。

 

さてさて、
お悩み解決の前が長くなってしまいました。

 

「代謝が悪くて食が細いのになかなか痩せない」
というお悩みですね、

 

今日は長くなりましたので
次の記事でお届けします。

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

 

薬剤師/漢方臨床指導士
うるおい漢方
大塚まひさ