うるおいの湯、大分県・湯布院、別府に行ってまいりました。【うるおい旅レポート】
うるおっちゃってごめんなさい。
うるおい漢方の専門家、大塚まひさです。
10ヶ月ぶり!?にうるおい旅に行ってまいりました。うるおい旅とは、日本各地の美人のお肌がうるおっている秘訣を探る旅。10ヶ月ぶりに選んだ地は
大分県。
↓こちらは由布岳
前回は山口県で、今回は大分県。なぜマイナーな地に!?(お住いの方には申し訳ありません!)な〜んて思った方、少なからずいらっしゃるのでは?それが、山口県に引き続き、大分県もうるおいの地として本当に素晴らしく、マイナーどころか、世界に誇れる地でした!実際に韓国からの観光客がたくさん!日本に住む私たちももっと行った方が良いうるおいの地でした。
そして、今回一緒に行ってくれたのは、17年来の友人、平野純子ちゃん。製薬会社に勤めていた時に同じエリアを担当していた他社のMRさん。他社でも同じエリアを担当していると、会社の人よりも毎日会うので、自然と仲良くなります。お互いに転職しても友達でいてくれて、私が起業してもずっと応援し続けてくれている、ありがたいありがたい存在。うるおい美漢茶のファンにもなってくれて、確かうるおい美漢茶2周年パーティーの時にはうるおいグランプリで優勝!したお肌の持ち主。今回はお誘いして一緒にうるおってまいりました。
最初に訪れたのは、由布岳(冒頭の写真)。
湯布院は「湯」と書くのに、由布岳は「由」。なぜ!?
もともとは「由布院」という地名だったのが、質がよく、豊かに湧き出る「お湯」を盛り上げていこうと、いつしか「湯布院」と書くようになったのだとか。(地元の方談)
そのあとは、ゴンドラに乗って鶴見岳へ。
10分ほどで山頂に着きます。
山頂に着くと、木々が真っ白!
「樹氷」ならぬ、「霧氷(むひょう)」と言って、霧が凍って、木々についているもの。
こんな感じ。
美しくて、可愛らしかったです。
山頂から見える別府湾。
山頂は、マイナス4度でしたが、快晴で風も穏やかだったので暖かく感じました。
鶴見岳をおり、次に向かったのは、別府。
「地獄蒸し」です。
豊富に湧き出る高温の温泉の蒸気で、お野菜、お肉、お魚を、自分で蒸していただくところ。
「地獄蒸し工房鉄輪」
14時くらいだったのに、まだ40分待ちでした。
蒸し器に自分たちでお野菜などを入れ、蒸します。だいたい15分くらいで全て出来上がりました。
蒸すと、お野菜の色が鮮やか!
鶏ご飯、ちまき
たまごは黄身が濃くて、美味しかったです。
ちなみにたまごは、漢方・薬膳ではうるおい食材。お肌、髪の栄養・うるおいとなる「血(けつ)」を作ってくれます。
こちらはエビ餃子。イカ餃子もありましたが、エビを選択。
なぜならば、漢方・薬膳でエビは、エネルギーや熱を作ってくれる「陽」を補う食材だから。さらに生命力をチャージしたりやホルモンバランスを整えている「腎(じん)」の元気にしてくれる。寒い時やパワーをつけたい時はエビを選ぶべし。
ランチのあとは、地獄池へ。
地獄池は、地下より噴き出す温泉。高温で、それぞれの場所でそれぞれの成分であることから、色が変わってくるとのこと。
海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄、鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄があります。(参考:別府地獄組合>>http://www.beppu-jigoku.com/chinoike/)
今回は九州の方が案内をしてくださり、その方チョイスで、2箇所行きました。
コバルトブルーが美しい「海地獄」。池の青色は、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためです。
奥の三角の岩の囲いの中で、地下からものすごい勢いでお湯が噴き出しています。実際に見ると迫力満点!色は美しいですが、噴き出る様子は地獄そのもの。
2つ目は、「血の池地獄」。こちらは見た目にも地獄そのものです。地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まります。
地獄に行ったあとは、自分たちも蒸されたい!
「石菖(せきしょう)蒸し」に入りました。
岩の上に石菖という薬草を敷いて、その上に10分ほど横になってはいる、岩盤浴のようなもの。中の様子は撮影できず、ごめんなさい。
10分ほどなのに、体の芯から温まり、血管に沿って真っ赤になるという、全身を巡る血管ごと温まりました。汗もたっぷり!まさか10分でこんなにだらだらかくとは思いませんでした。さらに、石菖に蒸されたあとは、お肌がすべすべ、うるおいを保ってツルツルになっていました!それが翌日まで続いたのには驚きました。あの石菖欲しい・・・。
続いては、おやつタイム。
温泉の蒸気で蒸した「地獄プリン」。甘すぎず、柔らかすぎず、程よいしっかり感、ビターなカラメルが大人な感じで美味しかったです。
その地獄プリンの目の前には、「湯の花採取場」がありました。
こちらのかやぶきの中で湯の花が採取されています。
中はこんな感じ。表面に湯の花。
周りの岩からも蒸気が噴き出していて、噴出口は蛍光の黄色に!これは硫黄の色。
温泉地を満喫しました。
次は、山を越えて、夕食へ。(食べてばかりです。)
別府から湯布院へ。
お店は「山椒郎」。
素材の味がしっかりとあり、味付けは工夫たっぷり。
大変美味しゅうございました。
お宿は「かやうさぎ」。
囲炉裏がありました。
はなれのお部屋に行くと、2階建ての一軒家風。
おこた、嬉しい。
階段を上ると、お布団。
1階には、内風呂、露天風呂があり、どちらも源泉掛け流し。
日田温泉の泉質は、「塩化物泉」。塩分が含まれています。
お肌に付着した塩分には汗の蒸発をおさえる効果があり、湯上がり後も長くお肌の潤いを保ってくれます。酸性のお湯に浸かり角質をキレイに落とした後でこの「塩化物泉」に入れば、つるつるな上にしっとりとした肌が手に入ることから「美人の仕上げの湯」とも呼ばれているのだとか。乾燥肌が気になる方にもおすすめの泉質です。(温泉部さんより抜粋)
このお湯が、本当に驚くくらい、お肌を潤してくれました。お湯でしっかり血めぐりを良くして、お肌にうるおいを届け、届いたうるおいを逃さない塩分。翌日も、翌々日もお肌がふわふわしていました。毎日入ったらすごいことになりそうです。いいなあ、大分県民さん。
1日目終了。
2日目。
朝イチにいただくのはもちろん、
うるおい美漢茶。
うるおい美漢茶タンブラーも持参です。
お宿に着いた時は、暗くてわかりませんでしたが、外観はこんな感じでした。
お宿の名前が「かやうさぎ」ということもあり、いたるところにうさちゃんがいました。
朝食がディナーコース並みの量!美味しかった。朝ごはんが美味しくてたっぷりだと、贅沢で、エネルギーも満タンになります。
お宿を出ること、すでに10時。
日田から湯布院に向かいます。
着く頃にはまたお昼時(笑)
大分名物、とり天。
初めていただきましたが、本当にとりの天ぷらなのですね!美味しかったです。
漢方・薬膳では鶏肉は元気の「気」を補う食材であり、カラダの中からお肌をリフトアップしてくれる美容食材でもあるのです。
お蕎麦は、気めぐりを整えてくるので、機嫌が良くなります。旅は楽しいけど、疲れるもの。自分の機嫌を良くするのも大事です(*^^*)
そして、大分のお宿、御三家を見学。
と言いつつ、ティータイム。
こちらは「モン・ユフ」というスイーツ。「Mt.由布」という意味です。
チーズケーキにブランデー漬けされたレーズンが乗っていて大人なスイーツ。
この後は、お土産を見たり。
あっという間の2日間。
飛行機から見えた夜景。
大分県は、山の幸、海の幸、そして、豊かな湯。エネルギーが溢れ出す土地であり、お肌にも心にもうるおいを与えてくれる素晴らしい場所だと、実感。
もっともっと、メジャーな観光地になっても良いところでした。
案内してくださった砂田様、そして一緒に行ってくれた純子ちゃん。楽しい旅をありがとうございました。
うるおっちゃってごめんなさい。
大塚まひさ