漢方の歴史
◆漢方は日本独自の医学
漢方は、5〜6世紀頃、中国から日本に最初に伝わりました。古墳時代や飛鳥時代のころです。
それからは日本人の体質、気質、日本の風土、気候に合わせて、日本人のために発展してきたのが漢方です。
このときはまだ「漢方」とは呼ばれていませんでした。
◆西洋医学の伝来
17世紀、江戸時代に入り、キリスト教の伝来とともに、オランダから西洋医学がはいってきました 。
それが「蘭方」といわれていたので、それに対して、日本の伝統医学を「漢方」と呼ぶようになりました。
◆漢方医学の衰退
明治時代になり、「西洋医学をもって日本の医学とする」という法律が制定され、
新しく医師になるひとは、西洋医学を学ばなければ医師になれなくなり、以後、漢方医は存続できなくなりました。
◆漢方の復興
1976年、漢方薬が保険適用。
やっと薬として復活しました!