「気(き)」とは(気虚、気滞)


うるおっちゃってごめんなさい。
日本女性に潤いをお届けする
うるおい漢方の専門家、大塚まひさです。

気(き)・血(けつ)・水(すい)は
テレビコマーシャルでも流れることがあるので、
あなたも聞き覚えがあるのではないでしょうか?

漢方で考えると、人間のカラダは
気・血・水の3要素で構成されていると考えています。

「気(き)」とは、
生命エネルギー(あなたのパワー!)です。
目に見えないのでわかりにくいですね。
気には、4つの種類があります。

<「気」の種類>

1、真気(元気ともいう。):元気のチカラ!!
2、宗気:声・・・声のハリ!!!
3、営気:栄養
4、衛気:邪気(風邪やインフルエンザ)からあなたをまもっている!

 

<「気(き)」のはたらき>

1、血のめぐりや新陳代謝を良くする働き。(推動作用)
2、カラダを温める働き(温煦作用)
3、外部から邪気が入ってくるのを防ぐ働き (防御作用)
4、汗や尿へ変えるなど、ものを変化させる働き(気化作用)
5、過剰な出血や排泄を抑えて、内臓の位置を保つ働き(固摂作用)

 

<「気(き)」が不足する=気虚(ききょ)>

・元気がなくなる
・声が小さくなる
・冷えやすくなる
・新陳代謝が悪くなる
・寒い
・風邪を引きやすくなる
・汗や尿が出にくくなる
・逆にそんなに暑くないのにさらさら汗をかく
・胃下垂や脱肛、子宮下垂になる

 

<「気(き)」のめぐりが悪い=気滞(きたい)>

・おなかがはる、ガスがたまる
・イライラする
・のどがつかえる
・ためいきをよくつく
・あちこちがかゆくなる

 

あなたの「気(き)」は
足りていますか?めぐっていますか?

 

うるおっちゃってごめんなさい。
大塚まひさ