「私、冷たいものは飲まないので」とおっしゃる


こんにちは
うるおい漢方、大塚まひさです

 

アイスクリーム

◆「私、冷たいものは飲まないので」とおっしゃる◆

 

「私、冷たいものは飲まないので」

 

その昔、
まだ私が漢方に出会う前は
このようにおっしゃるかたを

 

真夏にそんなに冷え性で
かわいそう
とあわれんだり、

 

どこか冷めた目で
見えていたというか
おしゃれだと思って
言っているんじゃないか
とも思っていた節があります^^;
ひねくれてますね笑。

 

だけど今
猛暑でも、炎天下のゴルフでも
温かいものを飲んでいますが
(私は猫舌なので決して熱いものではない)

 

無理しているわけでもなければ
おしゃれでやっているわけでもなく
ただ、ただ、

 

気持ちがいいのです

 

カラダがほぐれるような感覚があるし
軽くなるし、動くようになるのです

 

もし、今

 

「美容のためには
温かいものを飲んだ方がいいんだよね
だけど熱いのにHOTなんて
飲んでいられないよ
夏はアイスコーヒーでしょ!」

 

という方がいらしたら

 

喉の感覚ではなく
自分のおなかやカラダの感覚を
感じて欲しいです

 

おなかに
キンキンに冷えたものを入れた時と
温かいものを入れた時の
カラダの動き方の違いを。

 

感覚だけではなく
漢方の理論的にも
夏に冷たいものを
飲食しない方がいいわけも
あります
↓そ
↓れ
↓は

 

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夏バテ、夏老け、回避策
鍵は、おなかにあり。
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鉄板の上で
焼かれているような暑さが続いていますね

 

もう“暑さ”ではなく
“熱さ”といっていいのでは!?
と思ってしまいました

 

こういう猛暑の日に
冷たいもので
ひんやりしたくなる気持ちは
よく分かりますが

 

夏は
「伏陰(ふくいん)」といって
陰(冷え)がおなかに隠れます

 

つまり、冬よりも夏の方が
おなかは冷えます

 

暑いからと
キンキンに冷えたものを
食べたり飲んだりすると
さらにおなかが冷えて

 

おなかが冷えると
食欲が落ちたり
消化吸収が悪くなり、
栄養が吸収できなくなったりします

 

そして、
夏バテ、夏老けへと進んでいきます

 

えー!それなら痩せるじゃん♪♪♪

 

と思ったなら大間違い。
代謝も落ちるので、
一時的に痩せても、
太りやすい体質になって、

 

今後、食欲が回復した時には、
痩せないからだになっていきます

 

逆に、痩せ型で、
夏はさらに痩せてしまって
体力も落ちて困る、
というひともいらっしゃるでしょ

 

その場合も冷たいもののほうが
口当たりが良いからと、
飲食していると

 

より胃が食べ物を
受け付けなくなり
夏バテ、夏老けへと進んでいきます

 

おなかを冷やして良いことは
一っつもないのです

 

とはいえ冷たいもの、
食べたくなりますよね
禁止はしません。
(私も食べること飲むことありますから^^お刺身はぬるかったら腐っちゃいますし、あんまり食べないけどかき氷は日本の夏の風物詩ですもんね。)

 

だけど、上のこと、
覚えておいて、思い出して、

 

冷たいものを食べたりした時の
おなかに意識を向けてみて。

 

からだ表面は熱くても、
おなかはひんやりしているから。

 

それを感じるだけでも
冷たいものを控えめにしようとなりますよ

 

食べるものは
カラダに聞いてみましょう

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます

うるおい漢方
大塚まひさ