美容に良い水分のとり方


こんにちは。
うるおい漢方
大塚まひさです。

 

◆美容に良い水分のとり方◆

 

水を飲む

 

40歳だが肌艶、
髪艶が足らないと思う。
お水を飲む方が美容に良いと言われ、
飲むが夜中にトイレで
起きてしまいがちになりました。

 

というメッセージを
頂いていましたので
その続きを今日はお届けします。
(肌艶、髪艶については、1つ前のメルマガに書かせていただいています)

 

美容のためには
お水を飲むことが良い?

 

このバトルは
今も続いていますね。

 

最近では、
「1日2Lは多すぎる」
という専門家が多くなってきましたが

 

それでも、先日、
大人気の健康のセミナーを受けたら
「1日2L飲んでいますか?お水を飲んでください」
とおっしゃていて
私の考えとは違う、
と思いながら聞いていました。

 

確かに
お水を飲むことは大切です

 

だけど、注意点があります

 

一番大事なのは
温度。

 

常温はカラダにとっては
冷たい水です

 

今の季節なら
常温はせいぜい10度くらいですよね?
人の体温は36.8度くらいあって
体内はもっと高いです。

 

常温との差は
27度以上。
冷水を飲んでいるのも同じです

 

冷たいものを飲むと
胃を始め、直接内臓が冷えるので
動きが悪くなりますし、

 

冷えることで
血管が収縮して
血流が悪くなり
栄養もうるおいを運べません

 

せっかく良いものを食べても
水分をとっても
内臓が動かなくて吸収されず
血流が悪くて運ばれなければ
意味がないですから。

 

冷水じゃないと
飲んだ気がしない、
という人は

 

それは乾燥のサインです
カラダが乾きすぎていると
冷たいものが飲みたくなります。
(漢方では陰虚のサイン)

 

そういう場合は、
冷たいものを飲むより
体温以上の水分をとってみると
乾きも潤って、
冷たいものを欲しなくなります

 

それでもどうしても
冷たくないと飲んだ気がしない時は
冷たい水を口に含み
口の中で温めてから
飲むようにしましょう

 

次に、の話

 

厚生労働省は
1日2.5Lと書いていますし
浄水器のBritaさんは
体重*35mlと書いていました

 

私が目安としてる
1日の水分量は
体重*30ml。

 

ただ、
汗をかくことが多かったり
しゃべることが多かったり
逆に全く汗をかかない
全くしゃべらない、
食生活で自炊が少ない、など
ライフスタイルによって違います。

 

また、
季節や気候、環境によっても
変わってきます

 

さらに
気血水、五臓のバランス
によっても違ってきます

 

ちなみに私の場合は
体重*30mlよりも飲んでいて
というのも、
カラダから水分が蒸発しやすいのです

 

体温が高め、
気不足になりやすい
陰虚になりやすい・・・
いろいろ要因はあるのですが
とにかく渇きに敏感なもので
水分はちょこちょことります

 

人類みな一律に
適正水分量を数式で出せる
なんてことはないのです

 

それでは、
話をお悩み相談に戻しまして、、、

 

「お水を飲む方が
美容に良いと言われ、
飲むが夜中にトイレで
起きてしまいがちになりました。」

 

ということですね。

 

飲んだ水分を受け取れていない
こともありますし、

 

夜中にトイレに起きてしまうのならば
水分のとりすぎで
漢方でいう「腎」が弱ってしまっている
ことも考えられます

 

腎は
アンチエイジングの臓器ですから
綺麗になろう
と思ってやっていたことが
腎をいじめてしまっていた!
となると、悲しい逆効果(><)

 

腎が弱ると
髪につやがなくなりますから
今回のお悩みにもつながります

 

今すぐ、
自分に合わない方法はやめて、
潤い方を変えていきましょう♪

 

今回のご相談者様の場合は
1つ前、2つ前のメルマガで
漢方で紐解いていますので
まず、その方法を試してみてください^^

 

お水を飲む美容法については
まだまだ問題山積みで

 

「喉が渇かないから水分をほとんどとらない」
「お水が苦手だから飲まない」

 

という方もいらっしゃいます

 

水分が足りていないので
意識して飲んだほうがいいのですが、

 

そもそも飲めないということは
気血水&五臓のバランスの
乱れのサインでもあります。
そこを調えていく必要があるのです。

 

その話は、またの機会に。

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます

うるおい漢方
大塚まひさ