疲れるとリンパ腺が腫れてしまう、アトピー性皮膚炎があり・・・【お悩み紐解きシリーズ】
こんにちは。 うるおい漢方の専門家
大塚まひさです。
◆疲れるとリンパ腺が腫れてしまう、アトピー性皮膚炎があり・・・◆
「あなたの健康・美容に関するお悩み・ 不満・不安・欲を教えてください」 キャンペーンでお送り頂いたお悩みを 漢方で紐解いています。 今日は38番目に送ってくださった 明菜さん(仮名)からのお悩みです。
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疲れるとリンパ腺が腫れてしまい
酷くなると病院で頂いた
ミノサイクリンやセレスタミンが 必要になります。
アトピー性皮膚炎があり さほど酷くないのですが、
リンパ腺が腫れると鎖骨顎下のところに
炎症があり熱感が取れないです。
こうなると冷やして休むしかなく、
痛みや疲労から 人と話すことが辛くなります。
体調不良から食いしばりも出ると
疲労が抜けづらくなり 何とかしたいと思っています。
慢性疲労症候群と言われる症状
だと思いますが 日常生活に支障が出ないように
薬で抑えるではなく
身体の弱いところを補う方法を とりたいです。
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明菜さん、お悩みをお送りいただき ありがとうございます! 痛い、かゆいが常にあると それだけでも精神的にも体力的にも ストレスがあり、疲れてしまうのでは ないでしょうか・・・。
炎症もアトピー性皮膚炎も、カラダの中の潤いが不足していますと、体力が弱った時にひどく出てきます。
“潤い”の役割は
潤すことと、
冷やすこと(=余分な熱をさますこと) です。
そして潤いは 潤うだけではなく、 カラダの栄養でもあります。
なので、乾燥しているだけが 潤い不足というわけではありません。 乾燥も、ほてりや炎症も、疲れも 潤い不足からなることもあるのです。
潤い不足は 漢方の専門用語でいうと、陰虚(いんきょ)といって 冷やす力と潤す力が弱っているという状態で、陰虚の場合は、 外側から冷やしても 焼け石に水で、カラダの中の熱をとり、 カラダの中の余分な熱を冷ます力を高める、ということが必要です。
陰(=潤い)を補う食事をすると 熱をとって、冷ます力も高められます。
とはいえ、かき氷など、冷たいものというわけではありません。冷たいものを食べたり飲んだりすると一時的には冷えますが、血めぐりが悪くなりますので、毎日継続は出来ません。なので、カラダの“余分な熱”をとってくれるという優秀な食材を選んだ方が良いですね!ご紹介します。
カラダの熱を冷ますものとしては 夏のお野菜が多いです。
トマト、ナス、ピーマン
潤いを補う力を高めるものとしては 夏・秋のフルーツが多いです
もも、梨、ぶどう
フルーツではありませんが、白きくらげ、白ゴマ、お豆腐も 潤いを補ってくれます。
それから・・・ もしかしたら明菜さんは しょっぱい味が好きかもしれません。 お塩はカラダに良いものですが、カラダを温める働きがありますので、明菜さんの場合は、 いつもより少し減らすと良いです。 お塩を多めにとることは控え しょっぱいものを食べたくなったら 魚介類や、海藻類をいただくように してみてください♪(アレルギーがなければ。)
今日もお読みただき ありがとうございました。
うるおい漢方の専門家 薬剤師/漢方臨床指導士
大塚まひさ
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