土ではなく、葉っぱに水やりをしていませんか?【お悩み紐解きシリーズ】#17


こんにちは。
うるおい漢方の専門家
大塚まひさです。

 

◆土ではなく、葉っぱに水やりをしていませんか?◆

 

植物の水やり2

 

今日は、昨日のTさんのお悩みの続きです。昨日の記事をお読みでない方はこちらからどうぞ

 

後半の、ここの部分の補足ですね。

 

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肌の乾燥がひどくて
スキンケアを化粧水、植物オイル、乳液
美容液、クリームとたくさんのアイテムを
使っていたのですが、

 

乾燥が改善しなくて、
思い切ってスキンケアを
ほとんど使わないようにしました。
保湿はワセリンだけにしてみました。

 

まだ完全に
改善されたわけではないのですが
明らかにスキンケアアイテムを
減らした方が肌の調子がいいようです。

 

まひささんは、
乾燥肌の人にはどんなアドバイスを
されていますか?

 

ぜひ教えてください。

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スキンケアにつきましては、思い切って減らしたのは大正解!ご自身で気づかれたのですか?素晴らしいです!

 

結果から申し上げますと、ものすごい肌荒れがひどくて何を使っても荒れてしまうという方からご相談いただいた時、同じことをアドバイスさせていただいたことがあります。カラダの中を潤し、めぐりをよくして、お肌表面に潤いを届け、その潤いをお肌表面に留めるためにワセリンでフタをするということです。スキンケアラインをフルで使っても、乾燥が止まらない時、コスメが悪いのではなく、受け入れるカラダが調っていないだけと考えています。

 

 

例えば何か植物を思い浮かべていただき、葉っぱに元気がない時、どうしますか?葉っぱを濡らして蘇らせますか?

 

 

きっと、葉っぱをきれいに拭いたり、雨風や寒さから守るために室内に入れたり、陽が好きな植物なら、陽の当たる場所に移したりはするかもしれませんが、根っこ、土の部分に水をやったり、栄養のある肥料のようなものをおいたりするのではないでしょうか?

 

 

スキンケアだけに頼っているのは、葉っぱを濡らしているようなもの。葉っぱをきれいにしたり、守ったりするのも大事ですがそれだけでは葉っぱは蘇りません。根っこにお水・栄養を与えることで、初めて葉っぱをきれいにすることも活きてくるのです。

 

 

逆に言うと、根本的な部分を調えておけば、スキンケアは守るだけでも良いですし、高機能なスキンケアラインを使えば(お肌に合う合わないはありますが)、その効果を今までよりもっと実感できるようになります。せっかく良いコスメを使うのであれば、受け入れ態勢は万全にしておきたいじゃないですか。

 

 

カラダの中から潤す方法は、お一人お一人変わってきますのでTさんへのアドバイスがそのまま皆さまに当てはまるとは限りませんが、Tさんの場合は、昨日の記事でもお伝えした通り漢方でいう「肺」を潤すことが解決につながりそうです。カラダの中からは肺を潤すことを試してみてくださいね。具体策は昨日お伝えした通りです。

 

 

Tさん、お答えになりましたか?またご不明点などありましたらメッセージお待ちしております。

 

 

今日もお読みただき、ありがとうございました。

 

 

うるおい漢方の専門家
薬剤師/漢方臨床指導士 
大塚まひさ

 

 

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