口の周り、鼻の周りのニキビ【お悩み紐解きシリーズ】#13


こんにちは。
うるおい漢方の専門家
大塚まひさです。

 

◆口の周り、鼻の周りのニキビ◆

 

「あなたの健康・美容に関するお悩み・不満・不安・欲を教えてください」キャンペーンでお送り頂いたお悩みを漢方で紐解いています。

 

今日は13番目に送ってくださった、Nさん(仮名)からのお悩みです。

 

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いつもお世話になっております。

 

悩みその1 ニキビ
ずっと悩まされており、
大人になってからは特に
口の周り、鼻の周りに多く出来て
悩まされてました。
今は皮膚科に通い(原因はカビとか真菌の類)
で薬でかなり良くはなりましたが
たまにポツポツ出来るのと
ニキビ跡が気になることです。

 

悩みその2 冷え
特に手足の先が冷えるのと
下腹部に手を当てると冷たい気がすることです。
夏でもクーラーの効きすぎた部屋にいると
すぐ冷えてしまいますし、
クーラーのかけ始めの時期は
夏風邪をひきやすいです。

 

ちょっと気になることがあるのですが、
前にクコの実だけ多めに食べてたことが
あるのですが摂取量が多いと
何か問題ありますでしょうか?
私は耳が詰まるような
耳の不調が少しあったのですが…

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Nさん、お悩みをお送りいただき、ありがとうございます!

 

お肌の、塗り薬で良くなっているお悩み、冷えのお悩み、というのは悩んでいる割には「自分の体質だからしょうがない」と、良くしようと思わない方が多い中、良くしたい!と相談してくださり、その前向きなお姿、感動です。

 

1つ1つまいりましょう。

 

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悩みその1 ニキビ
ずっと悩まされており、
大人になってからは特に
口の周り、鼻の周りに多く出来て
悩まされてました。
今は皮膚科に通い(原因はカビとか真菌の類)
で薬でかなり良くはなりましたが
たまにポツポツ出来るのと
ニキビ跡が気になることです。

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鼻と口の周りのニキビ

 

1つ最初に申し上げたいのは、ニキビは乾燥です。ということ。

 

どんなニキビであれ、カラダの中が乾燥していると見た目にわからなくてもお肌も乾燥し、ニキビができます。

 

なので、潤いが必要です。漢方でいう血(けつ)を補う食事をしましょう。

 

2つ目に申し上げるのは、バリア機能が弱まっています。

 

皮膚科の先生に、そのニキビの原因はカビとか真菌の類と診断していただいたということは、漢方で紐解くと、外からの刺激に弱くなっている気虚(ききょ)といって気不足と考えられます。

 

気不足になると、花粉症、金属アレルギー、食物アレルギー、日光過敏、猫アレルギーを始めてとして、埃に弱くなる、菌に弱くなる、乾燥に弱くなる、風邪をひきやすくなる、インフルエンザや新型コロナウイルスにかかりやすくなる・・・

 

などなど、外の刺激などから、カラダを守れなくなってしまうのです。それで、外邪がカラダの中に入ってきてしまうんですね。

 

全部当てはまるわけではなく、人によって違います。花粉症だからといって必ず菌に弱いと言うわけではないので、そこは人間の面白いところなのですが。

 

Nさんの場合は、お肌の抵抗力が弱くなって、カビ・真菌の力が勝ってしまったのですね。

 

鼻の周りにもできるという点からも、抵抗力を担当している漢方でいう「肺」が弱っているといえます。

 

この先ずっと薬を塗り続けると、カラダを守ってくれている常在菌まで弱くなってしまいかねませんので

 

原因菌はなくしたいけど、原因菌からカラダを守っているはずの常在菌も減っていく。それでまた原因菌に弱くなっていく・・・というジレンマに陥ってしまいます。

 

こういう時は、カラダの中から抵抗力を高める「気(き)」を補うこと「肺(はい)」の力を高めることで真菌がお肌に悪さをしない方向に持って行きましょう!

 

3つ目に・・・
ニキビがどこにできているのか?で対策をすることもできます。

 

口の周りは漢方でいう「脾(ひ)」
鼻の周りは漢方でいう「肺(はい)」

 

ですので、脾は気を補うこととほぼイコール。肺も気を補うこと、潤いを補うこととほぼイコール。

 

ニキビ痕も、王道の血めぐり、と言うより代謝に関わる「気」を補うことで解決しそうです。

 

まとめますと、Nさんの場合は
気血を補うこと
脾と肺の力を高めることで、
カラダの内側からニキビのないお肌を作っていくことがアドバイスです。

 

●気を補って抵抗力を高める

 

お米(玄米)、かぼちゃ、ジャガイモ
きのこ類、豆類、
を毎日、どれか必ずいただく。

 

梅雨時期なので、
枝豆は特に良いです。
カラダを軽くしてくれますよ。
かぼちゃもカラダのベース(脾)を
調えてくれてオススメ。

 

 

●血を補ってお肌をカラダの中から潤す

 

たまご、豚肉、レバー
ぶどう、なつめ、ビーツ
黒きくらげ、ひじき、くるみ
があります。
意識して多めにいただく。

 

 

●肺の力を高め、抵抗力と潤いを高める

 

白い食材が肺を潤し、
お肌を強くしてくれます。

 

白きくらげ、大根、お豆腐、白ごま
など。お豆腐なら取り入れやすいのでは?

 

 

魔法の漢方カウンセリング」に書いてございますので詳しくはそちらをチェックしてくださいね。

 

 

次の記事ではNさんの冷えについてお届けします。

 

今日もお読みただき、ありがとうございました。

 

うるおい漢方の専門家
薬剤師/漢方臨床指導士 
大塚まひさ

 

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