凍ったペットボトルにマフラーを巻いていませんか?【夏の冷え対策】
こんにちは。
うるおい漢方の専門家
大塚まひさです。
◆凍ったペットボトルにマフラーを巻いていませんか?【夏の冷え対策】◆
今日は、お悩み紐解きシリーズ、13番目に送ってくださったNさん(仮名)からのお悩み、2つ目です。
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悩みその2 冷え…
特に手足の先が冷えるのと
下腹部に手を当てると
冷たい気がすることです。
夏でもクーラーの効きすぎた部屋にいると
すぐ冷えてしまいますし、
クーラーのかけ始めの時期は
夏風邪をひきやすいです。
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Nさん、お悩みをお送りいただき、ありがとうございます。
“冷え”ている方にお伺いしたいことがあります。
冷え対策って何をされていますか(^^)?
と伺うと、ほとんどの方が
・足が冷えるので、夏でも靴下を履いて寝ています。(5本指靴下とか・・・)
・おなかが冷えるので、はらまきをしたり、ホッカイロを貼ったりしています。
・手首・足首・首を冷やしてはいけないと聞いたので、長袖、靴下、ストールで対応しています
とおっしゃいます。
それも大切なことなのですが、それって、
(人は体温があるので多少違うとしても)
凍らせたペットボトルがあったとして、冷え冷えキンキンじゃないですか。それにマフラー巻いているようなもの。なのです。
ペットボトルの中に熱を入れなければ、氷は溶けません、よね!
なので、根本的な冷え対策は、カラダの中から熱を創り出すことなのです。そして、その上で、カラダの熱を逃さないようにすると良いのです。
そこまで理解していただいたところで、次に・・・
“冷え”とひとことで言っても人によって原因が異なります。
・気虚(気不足)
熱を創り出す力が弱い人
・気滞(気めぐり)、瘀血(血めぐり)
熱をめぐらせる力が弱い人
・血虚(血不足)
熱をのせるものがない人
・水滞(水たまり)
熱があっても冷ましてしまう人
このようにサクッと気血水で紐解くだけでも、5パターンあります。と、いうことは
ある人は、生姜で温まっても、ある人は、生姜で冷えます。
ある人は、根野菜で温まっても、ある人には、何も変わらない。
ある人は、ルイボスティーで温まっても、ある人は、特に効果を感じない
ということが起こってくるのです
まずは、ご自身の冷えの原因を、気血水で紐解くことが先です。
「魔法の漢方カウンセリング」のP14〜16をやっていただき、チェックが多かった項目が、あなたが潤いぽかぽか美人になる可能性を秘めているところです。
気血水、どこを調えれば良いかわかったら、それを実践するのみ。少なくとも1ヶ月くらい続けてみると、カラダの変化を感じてくるはずですよ。
最後に、Nさんを、いただいた情報内で紐解いてみましょう。
・手足が冷える
・おなかが冷える
・夏風邪をひきやすい
というヒントと、
昨日紐解いた1つ目のお悩み「口周り、鼻周りのニキビ」が、「バリア機能が弱っている」ことを考慮しますと
気不足(気虚)による冷え
が濃厚です。Nさんは「魔法の漢方カウンセリング」を参考にして、気を補うことを日々の生活の中で気をつけてみてくださいね
今日もお読みただき、ありがとうございました。
うるおい漢方の専門家
薬剤師/漢方臨床指導士
大塚まひさ
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