「クリームで保湿しても、鼻の下の乾燥が止まらない」を漢方で紐解きます
こんにちは。
うるおい漢方の専門家
大塚まひさです。
◆「鼻の下の乾燥が止まらない」を漢方で紐解きます◆
「あなたの健康・美容に関するお悩み・不満・不安・欲を教えてください」
キャンペーンで
お送り頂いたお悩みを
漢方で紐解いています。
『ほうれい線をうすくしたい。
しみを薄くしたい。
クリームで保湿しても、
鼻の下の乾燥がとまらない。
目の疲れから、
首こり肩凝りがひどい。』
というお悩みを頂いていました。
【ほうれい線をうすくしたい】
は昨日のメルマガで解説いたしましたので
今日は、
ーーーーーーーーーー
- クリームで保湿しても、
鼻の下の乾燥がとまらない。
→血不足(血虚)
=うるおい不足
ーーーーーーーーーー
の解説です。
鼻の下だけが、乾燥しているのですね。
「お肌の乾燥」だけを取り上げて
漢方の「気・血・水」で紐解きますと、
うるおい不足の血虚(けっきょ)です。
なので、
昨日のメルマガにも出てきた通り、対策は、
- 血を補うこと
・赤色の食材、黒色の食材
をいただくようにする。
・水分摂取を怠らない
となるわけですが、、、
「鼻の下」というパーツが乾燥する
というのが気になるところ。
ここですね、
無意識に「摩擦」してしまうパーツ
でもあるからです。
・鼻をかむ
・うぶ毛のお手入れ
・お食事中に口を拭く
・歯磨きの後口を拭く
・洗顔でつい念入りに洗ってしまう
(小鼻を念入りに洗っているときに鼻の下にも泡が付いて、結果的に鼻の下も念入りになっている可能性あり)
・・・etc
といったときに
無意識にティッシュやタオルなどで
触れている回数が多く、
その度に摩擦が起こり
それが刺激となって
乾燥してしまっている
かもしれません。
この無意識のクセって
自分では気づかないので
周りの人に見てもらうといいかも。
以前、うるおい個別相談でお話しさせていただいた方が
「目頭のクマが気になる」
とおっしゃっていて、
「瘀血(おけつ)」という血めぐりが悪いサインかな?
と予想して、お話を伺ったところ、
そうではなかったんです。
それで、
「目頭のあたりを、触るクセ、ありますか?」
とお伺いしたら
キッパリと、
『ないです』
とおっしゃるんですね。
だけど、
うるおい個別相談中に
よくよくその方を観察していたら
私から質問をしてその答えを考えるたびに
目頭の上のあたりに指をあてていたのです。
毎回ですよ。
うるおい個別相談中の1時間ほどの短い時間で
答えるたびに、目頭に指をあてていたので、
1分に1回、質問をしてお答えいただいたとしても
1時間で60回も目頭に指をあてていたのです。
「触ってますね」
と指摘しても気づかなくて
『え?触るクセはないです。』
と言いながら、
目頭を押さえていました(笑)
何度か、
「今、触っていますよ」
と言って差し上げて、
ようやく自覚したようです。
このように、
もしかしたら今回の
「鼻の下が乾燥が止まらない」
というお悩みをくださった方も
無意識に触っているのかもしれません。
お顔の皮膚は薄くて、
指の指紋ですら凶器になるほど。
なので、
意識して触らないように
してくださいね♪
余談ですが、
「鼻の下」って、
実は「唇」なんですよ。
という記事はこちら▼▼▼
↑美容豆知識にどうぞ。
今日もお読みただき
ありがとうございました。
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うるおい漢方の専門家
薬剤師/漢方臨床指導士
大塚まひさ