X JAPANのYOSHIKIさんを漢方で紐解いてみました
こんにちは。
うるおい漢方の専門家
大塚まひさです。
◆X JAPANのYOSHIKIさんを漢方で紐解いてみました◆
有名人でも
悲しいニュースがあった
１週間でしたね。
一方、海外では
新型コロナウイルスの感染が
収束し始めているというニュースも。
日本も、明けない夜はないですよね！
さて、
先日再放送されていた
X JAPANのYOSHIKIさんが
ゲストだった
「中居正広のキンスマスペシャル」
を録画していたので見ていたところ
どうしても
漢方で紐解いてしまった
シーンがあったので
お届けしたいと思います。
その
「中居正広のキンスマスペシャル」
の中で、
メンバーのHIDEさんが
お亡くなりになった後の
YOSHIKIさんの状態が語られていて
人前で話ができるような
精神状態ではなかったこと、
精神科にかかったことなどを
お話しされていました。
そこで、
精神科に通い始めたところ・・・
YOSHIKIさんの言葉を
ほぼそのまま書きますと、
「（先生に）説明をしていたら
頭にきちゃって
自分の人生を話し始めたら
『わかる、うんうん』
といわれて、
そんなのわかるわけないじゃないか！
怒り始めたら
だんだん正常になっていった』
とお話しされていました。
精神的に
落ち込んでいたけど
怒ったら
正常な精神に戻ってきたという
ことですね。
これを聞いて
私ならすぐに頭の中で
漢方でひも解いちゃうんです。
この方法は、漢方では
「怒を以て思を解かす」
といって、
中国最古の医学書
と言われている
「黄帝内経」
にも書いてある
治療法（情緒療法）なんです。
（この先ちょいとマニアックになります）
「怒を以て思を解かす」
とはどういう意味かというと
怒らせることで
「思い悩んでいる」病を治す方法で
五行の５角形を
思い浮かべていただき
肝の感情は「怒」
脾の感情は「思」
ですよね。
肝と脾は相克関係なので
肝が脾を克する
というものを活用した方法です。
そのアメリカの精神科の先生が
これを知って
やっていたかどうかは
わかりませんが、
漢方では
昔からある治療法だったのです。
ちなみに
黄帝内経では
２０年の思い悩みに怒りを処方し、
怒らせた後は
食欲増進のお薬を出して
「その人にとっての朗報」を伝えたら
だんだん良くなっていった
というような記載です。
YOSHIKIさんも
知らず知らずの内に
情緒療法を受けていた
の“かも”しれませんね！
情緒療法
他の感情はどうすれば？
というのはまた
機会があれば
お伝えしたいと思います♪
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今日もお読みいただき
ありがとうございました。
うるおい漢方の専門家
漢方臨床指導士/薬剤師
大塚まひさ
